リリースから3ヶ月程経過し、ようやく「MapFan」がアップデートされました。
アップデート前はとにかく起動に時間がかかり、起動後の動作も低スペック端末だと重かったので実用に耐えられないような代物でしたが、アップデート後は起動時間も「MapFan2015」並に早くなり、低スペック端末でもようやく使えるようになったと思います。(起動後の動作は実際にナビとしてはまだ使ってないので、あくまでもマップをスクロールさせたりした際の話ですが。)
おそらく、これ以上の動作速度の向上はアプリ的に厳しいだろうし、あとはスマホの性能次第になるような気がするので、この点に関してはこれで解決と自分的には納得。(レビューを見てるとGoogle Mapと比較している方もいるので、自分は甘すぎるのかもしれません…実用には耐えられると思うんですがね…)
ですが、Android 6.0以降の新機能、SDカードを内蔵ストレージとして扱う方式には未だに対応していないようで、メインスマホの方にはインストールすることが今回も出来ませんでした。
MapFan2015(期間限定無料版)の方は問題なく出来たんですけどねぇ…その時と環境が少し違うので何とも言えない部分もありますが。
※ 内部ストレージ:760MBの空きもない状態の話なので、MapFan2015の時はその空きがあったのかもしれませんが…バージョンアップ前はここが3GB程度要求されていたので、この部分もアップデートによって改善され、多くの人は地図データがダウンロードできるようになったと思います。
というわけで、2017年3月末には地図のダウンロードが出来なくなる「MapFan2015(無償版)」のバックアップ作業に取り掛かることにしました。
以前にも一度、似たような記事を書いているので、内容が被っている部分も多々あると思います。
■ root化済み端末の場合
バックアップ元及びバックアップ先端末ともroot化済み端末の場合の方法です。
★バックアップ元端末での作業
・「Titanium Backup」でアプリとアプリデータ(地図データではない)をバックアップ。
・地図データ(/Android/data/jp.co.incrementp.mapfan2015.kmmtフォルダ)を手動でバックアップ。
※ 上記バックアップをSDカードもしくはPCへコピーしておき、バックアップ先端末に渡しましょう。
★バックアップ先端末での作業
・「Titanium Backup」でアプリとアプリデータ(地図データではない)を復元。
・地図データを同様の位置にコピー。(バックアップ元が内蔵ストレージからのバックアップである場合はバックアップ先の内蔵ストレージへ、SDカードの場合はSDカードへコピー。)
・「MapFan2015(期間限定無料版)」を起動し、オフラインマップが利用できるか確認。
■ 非root端末の場合
※ 4.2→6.1 復元できず。6.1→6.1 復元可。
★バックアップ元端末での作業
・ADB環境を整えたPCと端末を接続し、コマンドプロンプトから下記コマンドを実行。
adb backup -f mapfan.ab -noapk jp.co.incrementp.mapfan2015.kmmt
※ 上記コマンド入力後、端末の方に上記画面が出ますので、任意のパスワードを入力してから「データをバックアップ」を押せばバックアップが始まります。
自分の場合、バックアップデータ(mapfan.ab、任意のファイル名です)のサイズは928バイトでした。
※ アプリによっては0kバイト(41バイト程度)の空ファイルが生成されるので、その手のアプリはバックアップ自体が出来ないアプリという分類になります。(今のMapFanがまさにそのアプリ!)ただし、空ファイルでなくとも端末次第で復元できない場合もあります。
・端末からapkファイルと地図データを手動でバックアップ。(PCもしくはSDカードへ)
★バックアップ先端末での作業
・端末にapkファイルから「MapFan2015(期間限定無料版)」を手動インストールし、地図データを同様の位置にコピー。(バックアップ元が内蔵ストレージからのバックアップである場合はバックアップ先の内蔵ストレージへ、SDカードの場合はSDカードへコピー。)
・ADB環境を整えたPCと端末を接続し、コマンドプロンプトから下記コマンドを実行。
adb restore mapfan.ab
※ 端末側でパスワードの入力を求められるので、バックアップ時に入力したパスワードを入力。
・「MapFan2015(期間限定無料版)」を起動し、オフラインマップが利用できるか確認、利用できないようであれば諦め…(端末次第の都合)
確実性はないですが、覚え書きとしては以上です!
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