チャレンジパッド2にPlayストアを導入しようとした際に試したことの覚え書きです。
Playストアがない(というか、Google開発者サービスがない)と動かないアプリがあったり、最新版への更新作業等、いろいろと不便ですが、なくてもアプリを選べば普通のタブレットとして使えてしまうのも厄介なところかと。
※ 現状、Playストアの起動は出来ませんが、開発者サービス等のインストールはでき、多くのアプリが動くようになりました。一部のアプリは動きませんが。詳しくはこちらの記事参照。(2018年5月28日現在)
※ TOPの写真はフリーのストックフォトサービス「ぱくたそ」様から拝借。
ともかく、試したことも含め、気になった点を列挙。
■ root化
端末次第ではroot化は必ずしも必要ではないですが、チャレンジタッチ同様、チャレンジパッド2もGoogle関連のシステムファイルは削除されているので、その辺を無理矢理インストールするためにroot化作業が必要になってくると思います。
現状、ぐぐった限り、root化成功例はないようです。
まだ手に入れてから日が浅いため、自分ではroot化作業は何も試していませんが…
仮にroot化できたなら、OpenGAppsを使って、手動でシステムファイルを書き込んでみるかな?
カスタムリカバリがないから、手動で書き込むためにも「tar.lz」形式のファイルは「Plzip」を使って「tar」形式に変換してから解凍するという手間がかかりますが、その後は解凍後のパスと同じように配置していくだけ…それで動かないようなら、SElinuxを「Enforcing」から「Permissive」に変更してやる必要があるかもしれません。(チャレンジパット2のSElinuxの状態は「Enforcing」)
■ Kindle Fireタブレットでroot化なしでPlayストアを導入する手法
ぐぐればツールを使う方法や手動インストールの方法が多々出てくる「Kindle Fireタブレット(第5世代及びHD8)」でのPlayストア導入の手法。
・GoogleLoginService.apk
・com.google.android.gms.apk(Google開発者サービス)
・GoogleServicesFramework.apk
・com.android.vending.apk(Playストア)
やっていることは、上記4つのファイルを順番にインストールしているだけのことです。
チャレンジパッド2もOSは「Android 5.1」であるので試しにKindle Fireタブレット用のファイルでインストールを行ってみましたが…
結果は「Googleサービスフレームワーク」の強制終了多発状態に…
配布ファイル自体がKindle用とはいえ、ミラーサイトのものも同様の結果だったので、このファイル以外の原因であるような気がします。(尚、AuBee elm.の各ファイルでも試してみましたが、そちらはログインサービスとサービスフレームワーク自体がインストールできませんでした。)
例えば、システムファイル関連で必要なファイルがないということがあるのかもしれません。(Kindleを持っていないのでこの辺の比較はできていないです。)
※ 利用するファイルの問題でした。
チャレンジタッチでもそうでしたが、チャレンジパッド2でも、
・「system/framework/」以下の「com.google.android.maps.jar」
・「/system/etc/permissions/」以下の「com.google.android.maps.xml」
他、手持ちのAndroid 5.1端末「AuBee elm.」との比較になりますが、必要になるかもしれないファイル郡をSSを交えて列挙。(本当に必要かどうかはわかりません。)
・「system/framework/」以下
「com.google.android.maps.jar」、「com.google.android.media.effects.jar」、「com.google.widevine.software.drm.jar」
・「/system/etc/permissions/」以下
「com.google.android.maps.xml」、「com.google.android.media.effects.xml」、「com.google.widevine.software.drm.xml」
・「/system/priv-app」以下
「Gmscore」(Google開発者サービス)、「GoogleBackupTransport」、「GoogleLoginService」、「GoogleOneTimeInitializer」、「GooglePartnerSetup」、「GoogleServicesFlamework」、「Phonesky」(Playストア)等々。
OpenGAppsの中身を見ていると他にもいくつかのシステムアプリが必要そうな雰囲気でした。
■ その他
その他の方法として、microGを使ってみましたが…チャレンジパッド2自体(一種のカスタムROM)が署名の偽装をサポートしていないのでインストールはできても機能はしなかったり…
まあ、仮に使えていたとしても、OGYoutubeを利用しているとmicroGのGmscore最新版がインストールできないので使いにくいですが。
最後に、Playストアの導入からは道を外れますが、無料アプリに限り、Playストアからダウンロードできるフリーストア「Yalp Store」を使うという便利な手もあります。
ただし、アカウントでのログイン不要であるとはいえ、ダウンロード時に「Yalp Store」に中継されている都合、IPもしくは端末情報等と紐付けされたダウンロード履歴等を情報として盗られる(と思う)のが少し怖いところです。
GSF(Googleサービスフレームワークの略)に依存しているかどうかがわかりやすい点も便利なところなんですけどね…
以上!
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NNN1590
Yalp StoreやF-Droidはオープンソースなので、どのように動くかがわかりますよ。
心配な場合はソースコードを見てどのように動くのかを見ることができます。
なので(個人的には)信頼できるアプリです。
ソースコードのURL(GIT)
Yalp Store: https://github.com/yeriomin/YalpStore
F-Droid: https://gitlab.com/fdroid/fdroidclient
Unknown
https://wikiwiki.jp/ctabwiki/GooglePlay開発者サービスについて
に載っている改造アプリを使えば、Playストアをエラー無しで閲覧することができます。ただし、インストールはできませんが。
Unknown
チャレンジパッド2のAndroidバージョンは5.1ですが、一部のシステムファイルはAndroid4.4の物らしいので、Googleplayなどか起動出来ないらしいです。
匿名
/C=JP/ST=Tottori-pref/L=Tottori-city/O=SANYO/OU=development
のRSA暗号鍵が分かればroot化出来るのですが...
匿名
今のところ無いですね。
管理者
そうでした…
ごめんなさい(>_<)
早速ですが、TD2とPCで認識させているときのモードで何か出来ないでしょうか?
匿名
TD2では???
管理者
チャレンジパット2で、
起動時に、シールで隠されているボタンを押しながら、電源ボタンで起動させようとすると、PCで、「TB2」(だったっけ?)と認識されます。
これは何ですか?
匿名
/data/local.propはAndroidのdebugビルドでしか動作しないので、チャレンジパッド2のreleaseビルドではできません。
管理者
https://wikiwiki.jp/ctabwiki/チャレンジパッド2のスペック
これの、
jp.co.dcha.permission.ACCESS_SYSTEM
copyUpdateImage
で
/data/local.prop
に
ro.kernel.qemu=1
を書いたらroot化出来るのでは?
匿名
返信です。
killするプロセスは、
何を判断してkillしているのですか?
killするプロセスは
SELinuxと、その他
セキュリティプログラムです。
killするのは
SELinuxが不正なアクセスを検知した時です。
こちらをご覧ください。
https://wikiwiki.jp/ctabwiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%892%E3%81%AEroot%E5%8C%96%E3%81%8C%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%91
管理者
killをするプロセスは、何を判断してkillしているのですか?
管理者
dchaserviceなどの【dcha】がついたアプリの無効化(adbを使って)をしましたが、exploitを実行した結果「killed」と出てきてkillされました。
しかも、benesseのランチャーが立ち上がらなくなりました
エラーコード:TE51-E107-A006
匿名
追記
何か=エクスプロイト
です。
つまり、エクスプロイトの発動を殺すプロセスが働いているという事です。
匿名さん
そのプロセスは恐らく
http://ikasora.wpblog.jp/?p=110
に書いてあるDchaServiceと予測されますが、
ベネッセ独自のパーミッションである
jp.co.benesse.dcha.permission.ACCESS_SYSTEM
android.permission.MASTER_CLEAR
android.permission.DELETE_PACKAGES
の3つのパーミッションを握っている物が怪しいと思います。
匿名
root出来ない原因分かりました
まずkingoroot等でrootするとします。➡︎やった所root出来ません。
原因はrootする時に入る何かを
殺すプロセスが働いているからです。
o3
Playゲームについて、公開ゲーマープロフィールをOFF後は開発者サービスのエラーは出なくなりました。実績も収集しますが、Playゲーム自体が不安定で、追加ゲームの実績等を見ているとエラーメッセージなしで終了→再実行が起こるようです。
o3
訂正情報ありがとうございました。
アカウントマネージャーがAPKMirror他個人ブログにしかないようなので、Playストアと開発者サービスもAPKMirrorのものを使い、Youtubeはyalp store経由でインストールを行いました。
この状態でアカウント追加及びYoutube上でのアカウント関連付けもできました。
Play ゲームもインストールできましたが、開発者サービスのエラーがたまに出るのが玉に傷という感じです。
匿名
訂正
アカウントマネージャーはuptodownでは取り扱ってません。
あと、❸が終わるまで、youtubeのアプリを開かないでください
o3
コメントありがとうございます。
YoutubeにGSFは関係ないんですね…
(OGTYotubeでもGSF関連はインストールしないでも起動しますし。)
逆にPlayストアに関しては、GSFが関わってきそうな雰囲気ですね。
アカウントの追加方法もありがとうございました。
匿名
チャレンジパッド2は中学生verのみroot化が出来るようです
チャレンジパッド2にアカウントを入れる、YouTubeのアプリを開く方法
uptodownに全てのファイルがあります。
❶Google play・開発者サービス
(verは新しいもの アプリに入ると強制終了の物でもOK)アカウントマネージャー・YouTubeの各ファイルを4回ダウンロード
❷ダウンロードしたファイルをインストール
❸設定を開いてアカウントをタップ
Googleを選択し、アカウントを追加、作成
そして、YouTubeを開く
これでYouTubeを開けるはずです!
一応Google playも開けますが、
エラーばっかりで使えません
o3
対応する「Google開発者サービス」が見つかるまでは無理かと思います。
匿名
Googleアカウントをチャレンジパッド2にいれる(Googleフォト等をチャレンジパッド2で使う)にはどうしたらいいですか。