Amazonにて、2019年6月6日に発売される Alexa搭載の新型「Fire 7 タブレット」の使い道を、「Fire HD 8」や「Fire HD 10」と比較しつつ、考えてみました。
・Fire 7 タブレット (7インチディスプレイ) 16GB - Alexa搭載 (Newモデル)
・Fire 7 タブレット (7インチディスプレイ) 32GB - Alexa搭載 (Newモデル)
・Fire 7 キッズモデル ブルー (7インチディスプレイ) 16GB(11980円)
バッテリー持続時間は7時間(カタログ値)で、他Fireタブレットの10時間よりも少ないですが、300g以下の重さ(286g)を実現しているため、持ち運ぶには便利だと思います。
「Fire HD 8」はともかく、「Fire HD 10」は重すぎて、持ち歩くのは億劫ですしね…
CPUは「Fire HD 8」と同じものになるので少しはマシになる(「Fire HD 10」程ではない。)として、メモリは「Fire HD 10」の半分の1GBしかないため、GP化して使うにはかなり厳しそうです。
参考までに、GP化済み「Fire HD 10」にて、メモリそうじ専科アプリで余分なメモリをクリーニングした場合でも、自分の場合、約1.1GB(62%)は常時使われている状態なので、「Fire 7」は無難に Amazonコンテンツ専用タブレット としての利用がベターだと思います。
画面の解像度は 1024x600(171ppi)と低いですが、プライムビデオの標準動画を見る分には気にならないと思います。CPUが「Fire HD 8」と同じで解像度が低くなるため、結果として、描画処理能力は「Fire HD 8」以上になりますが、HD動画を見る場合の綺麗さはどうしても劣ってしまいます。
本を読む場合は、無印「Kindle」の解像度が 600×800(167ppi)、「Kindle Paperwhite」の解像度が 1072×1448(300ppi)なので、無印「Kindle」同等の使い勝手になります。(縦持ち時、横幅は600pxになるため。)
小説は問題なく読めるでしょうが、漫画は文字が潰れたりして読みにくく感じるものが多いと思います。
音楽に関しては、スピーカーがモノラルのため、他のFireタブレットより微妙な音になります。インターネットラジオ用途なら、そこまで気にならないかもしれません。(高音質配信のものは除く。)
何分、価格の安さが売りのため、スペックも見合ったものですが、これはこれで有りだと個人的には思うので、プライムデーやサイバーマンデーセール時は購入してしまうかもしれません。
「Fire HD 10」は家用、「Fire 7」は持ち運び用として運用 するのも有りだと思いますし。
実際、買うとしたら、16GBモデルと32GBモデルのどちらにするか?ということに関しては、16GBモデルを選択すると思います。
普通のAndroidタブレットやスマホなら、16GBモデルを選択するなんてことはないですが、Amazonコンテンツ専用としてなら、本や映画、音楽等のダウンロードコンテンツは全て「Micro SDカード」に保存する設定にしておけば済む話ですし、たくさんアプリをインストールすることもないと思うので。(アプリをたくさんインストール予定の方は32GBモデルの方を買いましょう。)
最後に、購入後に行うべき設定 についての覚え書き。(Android 4.2 時代を体験している方は懐かしい項目かと…)
「設定」→「ユーザー補助」にて、「ステレオからモノラルに変換」を「オン」設定。
「設定」→「デバイスオプション」→「シリアル番号」を7回タップして、「開発者オプション」を開放。
「開発オプション」にて、下記項目を設定。
描画欄
・ウィンドウアニメーションのスケール 「1x」→「.5x」
・トランジションアニメーションのスケール 「1x」→「.5x」
※ あくまでも見た目上、サクっと動いているかのように見えるだけです。
アプリ欄
・バックグラウンドプロセスの上限 「標準の上限」→「プロセスの上限:1」もしくは「バックグラウンドプロセスを使用しない」
※ 使い方次第でどちらかに設定しておくと、動作のもたつきが若干改善されるかもしれません。常駐アプリは関係なし。
ハードウェアアクセラレーションレンダリング欄
・GPUレンダリングを使用 「オフ」→「オン」
・ハードウェアオーバーレイを無効にする 「オフ」→「オン」
以上!
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