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不要になった「チャレンジタッチ」の活用例

2023/01/1138

この記事は不要になった「チャレンジタッチタブレット(40S404-01)」の活用方法についての覚え書きです。

はじめに

チャレンジタッチを普通のAndroidタブレットへ改造する方法(root化、Playストアの導入等)については、すでに先人の知恵と情報がいくつかのブログにも載っていますが、ビルド番号による違い等、ケース・バイ・ケースな部分もあるとのことなので、以下に自分の場合について書いておこうと思います。

尚、PCはWindows10、チャレンジタッチのビルド番号は「02.01.000」及び「02.02.000」という環境で行いました。

※ 「02.04.000」でもroot化は可能とのコメントを頂きました。(2017年2月24日追記)

※ root化作業には文鎮化の可能性もありますので、実施する際は自己責任でお願いします。

チャレンジタッチの初期化

・電源ON時に「ホームボタン」と「電源ボタン」を同時に押し続ける。

・「システム復旧モードに入ります」と表示されたら、両ボタンから指を離し、次に「ホームボタン」のみを再度押し続ける。

・「工場出荷状態に戻しますか?」と表示されたら、「ホームボタン」から指を離す。

・「音量キー」で「はい」を選択し、「電源ボタン」を押せば初期化スタート。

※ 参考ブログ記事

チャレンジタッチを改造する?アプリを入れる初心者向きの方法

初期化後に行うべき設定


・チャレンジタッチ起動後、ドロワーボタン(↑SSの赤丸内)を押して「設定」を起動する。

・「セキュリティ」→「提供元不明のアプリ」をチェックする。

・「端末情報」→「ビルド番号」を7回タップして「開発者向けオプション」を開放する。

・「開発者向けオプション」→「スリープモードにしない」と「USBデバッグ」をチェックする。

ブラウザの起動他


Wi-Fi接続後、ドロワーボタンを押し、「設定」→「WIFI」→右上の点が3つ並んでいるボタン(↑SSの赤丸内)を押すとメニューが表示されるので「ヘルプ」を選択してブラウザを起動。

以降は下記ブログ記事を参照し、ホームランチャーや非公式ストアのインストールを行うことで簡易タブレットになるかと思います。

不要になった「チャレンジパッド2」の活用例

※ Googleアカウントや開発者サービスのインストールについては、ファイルが異なるため、上記記事のものは使えませんので、ご注意下さい。

チャレンジタッチのroot化(MobileGo for Android Pro編)

・PC上で「Wondershare MobileGo for Android Pro」の15日間のトライアル版(無料体験)をダウンロード&インストール&起動。

※ 公式サイトでは公開停止していますが、Vectorからバックアップをダウンロードすることが可能です。


※ 15日間の期限が過ぎている場合は、起動時に上記のような画面が出ますが、気にせず、右上の×印もしくは下部の「デモ版」ボタンを押しましょう。(現状、root化作業は試用期限が切れた後も行えます。)


チャレンジタッチとPCを接続すると、画面は上記のような状態に…接続作業完了まで数分待ちます。


接続が完了したら、「ツールキット」→「フリーツール」タブ内の「ルート化」ボタンを押します。


ルート化に関しての注意事項が表示されるので、同意するなら「OK」を押してルート化作業を開始します。


ルート化作業中。
一度、チャレンジタッチに再起動がかかりますが、そのまま放置しましょう。


数分(3~5分程度、環境により20分程度かかることも…)後、PC上に「ルートに成功しました。」表記が出れば、root化は完了です。

※ Windows 10 Creators Update後、root取得まで約8分かかりました。再起動回数は2回。(2017年6月9日追記)

チャレンジタッチ上で、SUバイナリのアップデートを行い、再起動しておきましょう。


今後、「Wondershare MobileGo for Android Pro」上でデータ管理等しないのなら、PC接続時にインストールされる「MobileGo」というアプリを手動削除しておきましょう。(設定→アプリ)


余談になりますが、root化の解除方法は、「SuperSU」アプリを起動し、「設定」タブの下の方にある「クリーンアップ」欄「ルート権限を放棄(アンルート)」の項目を実行後、


確認メッセージが表示されるので、続行を押し、クリーンアップ完了後にチャレンジタッチを再起動するだけです。(PC接続は不要です。)

チャレンジタッチのroot化(Kingoroot編)※ 非推奨

※ 最近のverでは、一般的なものとは違い、Kingoroot独自のSUアプリをチャレンジタッチ内にインストールし、某国に何らかのデータを送信しているようなので、root化状態のままの使用は個人的にはオススメしません。(設定→データ使用参照)

※ Kingorootのアプリ単体でもroot化が行えるようです。詳細不明。(12/10追記)

・PC上で「Kingoroot」をダウンロードして、インストール後に起動。

・チャレンジタッチをPCと接続する。

・「Kingoroot」を起動し、「ROOT」ボタンを押す。


しばらく放置し、Succeed表記がPC画面に出れば、root化完了。

※ 参考ブログ記事

チャレンジタッチ 改造 Android4.2.2タブレット(root化、Playストア、アカウント)として使う方法

※ root化の解除方法は下記。


root化済みのチャレンジタッチをPCとデバッグモードで接続し、Kingorootを起動。
上記画面になったら、「REMOVE ROOT」ボタンを押す。


しばらく待ち、「REMOVE ROOT SUCCEED」の文字が出れば、root化解除完了。

Playストアの導入、フルマーケット化(要root化

実施することは下記3ステップ。

1.rootアクセス可能なファイラー(MiXplorer、Esエクスプローラー等)をチャレンジタッチにインストール。


※ ブラウザ経由、要Wi-Fi接続環境、ドロワーボタンを押し、「設定」→「WIFI」→右上の点が3つ並んでいるボタン(↑SSの赤丸内)を押すとメニューが表示されるので「ヘルプ」を選択してブラウザを起動。

※ ADBコマンドもしくはMobileGo上からアプリ(ファイラー)をインストールしても可。PC経由ですが。

2.他のAndroid4.2.2端末から抽出した必要ファイルをSDカードにコピーし、チャレンジタッチにSDカードを挿入。

3.チャレンジタッチ上で必要ファイルをSDカードから各場所にコピー&権限変更(rw-r--r--)。

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verによっては変なアプリが勝手にインストールされたりしますが、その辺を気にしない方は使い勝手のいい&わかりやすい「Esエクスプローラー」で作業を行いましょう。
詳しくは下記ブログで詳細に説明されているので、そちらを参照のこと。

チャレンジタッチ 改造 Android4.2.2タブレット(root化、Playストア、アカウント)として使う方法


上記のことが嫌な方(=自分なんですけどね…)は別のファイラーで作業を行いましょう。

例えば、MiXplorerの場合は、

[APP][2.0+] MiXplorer v6.x Released (fully-featured file manager)

上記フォーラムからアプリをダウンロード&インストール。

※ 2018年9月30日現在、チャレンジタッチの標準ブラウザではダウンロード不可、直リンクからも無理ですが、下記ミラーサイトからダウンロードが可能です。

MiXplorer 6.29.3 APK Download by PishroDevs - APKMirror

ダウンロード方法及びインストール方法が不明な方は、番外・MiXplorerのダウンロードとインストール部分を参照して下さい。

インストール後、そのまま「開く」をタッチすればアプリが起動します。
もし「完了」ボタンで閉じてしまった場合は、ドロワーボタンを押し、「ウィジェット」タブに移動すると「MiXplorer」のアイコンがあるので、それを長押ししてもアプリが起動します。


初回起動時もしくはrootフォルダ移動時にSU権限についての許可を求めてくる(最新verでは「設定」→「その他の設定」→「Rootを許可」にチェックを入れる必要あり。)ので、それを許可し、


該当フォルダに移動し、必要ファイルのコピー作業を行います。

※ 初期設定の状態では、左上の3本線を選択することで、上記のようにストレージ及び一部のフォルダ一一覧が表示されます。

※ コピー作業について、ファイル選択後に上部のアイコンメニューのコピーボタンを押すと、その処理がタスクに登録されるので、コピーしたい場所に移動した後、タスクボタン(アイコンメニューの一番左)を押して、コピータスクを実行するという形になります。貼り付け(Past)という言葉が出てこないので少しわかりにくいかもしれません。


必要なファイルをコピー後はそのファイルを選択して、右上の3つの点を押してメニューを表示して「Permissions...」を選択すると、


対象ファイルの権限を変更するための画面になるので、上記のような設定を行い、OKを押します。
あとは同様のことをコピーしたファイルに対して繰り返すだけで、権限の変更は完了です。

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以下、コピーするファイル群。

・GoogleLoginService.apk
・GoogleServicesFramework.apk
・GmsCore.apk
・NetworkLocation.apk
・Phonesky.apk

上記5つのファイルを「/system/app/」以下にコピーし、権限を変更。

※ 「Phonesky.apk(=Playストア)」の代りに「com.android.vending-4.4.22.apk」「Vending.apk」でも問題なく動作するようです。
※ 「GmsCore.apk」は「Google開発者サービス」のこと。Android 4.2ではこのファイル名のようです。

・com.google.android.maps.jar

上記ファイルを「system/framework/」以下にコピーし、権限を変更。

※ 某Blogから入手できるファイルは何故か拡張子が重複状態の「com.google.android.maps.jar.jar」ですが、Nexusのファクトリーイメージ内は上記名称です。拡張子重複状態でうまく機能しているのかどうかは不明です。

・android.hardware.location.gps.xml
・com.google.android.maps.xml

上記2つのファイルを「/system/etc/permissions/」以下にコピーし、権限を変更。

※ 参考ブログ記事(但し、リンクされている上記必要ファイルのみを利用すると端末によっては開発者サービスのエラーが出る可能性があります。詳しくはこちら参照。)

チャレンジタッチ 改造してみた(playストア)★SHARP_android_rooting_tools ver.7.0とフルマーケット化★

番外・MiXplorerのダウンロードとインストール


XDAフォーラム - MiXplorerのトピックからアプリをダウンロードとインストールを実施。

※ 2018年9月30日現在、チャレンジタッチの標準ブラウザではダウンロード不可、直リンクからも無理ですが、下記ミラーサイトからダウンロードが可能です。


MiXplorer 6.29.3 APK Download by PishroDevs - APKMirror

ミラーサイトにアクセスすると、対象ファイルの安全性とverチェックが行われるため、若干時間がかかりますので、「DOWNLOAD APK」ボタンが緑色になるまで待ってから、そのボタンを押してダウンロードを開始。(灰色の時は反応しません。)


ダウンロード完了後は通知欄を開いて、「com.mixplorer.test_6.29.3~」部分をタップし、


インストール作業を実施。(「次へ」ボタンを押せば、「インストール」ボタンが現れます。)


インストール後は「開く」をタッチ。

※ もし「完了」を押してしまった場合は、ドロワーから「ウィジェット」タブに移動すると「MiXplorer」のアイコンがあるので、それを長押しすればアプリが起動します。

番外・MiXplorerの日本語化、メニュー(お気に入り)の常時表示設定


英語でも気にしない方はともかく、日本語の方がいい方は右上の点が3つ並んでいるアイコンを押すと表示されるメニューから「Setting」を選択すると、


各種設定用の画面に変わるので、続いて「LANGUAGE」を選択します。


言語選択の画面が表示されたら、初期状態では英語のみのため、ADDボタンを押して、

※ 画面は日本語パックインストール後の状態です。(最新版は自動でダウンロードしてくれるため、下記の日本語パックの追加インストールは不要です。)


MiX_Japanese_◯◯.apkファイルをダウンロード&インストール後に日本語を選択すれば、メニュー等が日本語化されます。


横画面の場合はストレージのメニューを常時表示状態にしていても邪魔にはならないので、「設定」→「その他の設定」から「固定ドロワー」にチェックを入れておくことをオススメします。


上記設定後の画面はこちらです。

描画処理の調整


開発者向けオプションの描画項目のうち、ウィンドウアニメスケール及びトランジションアニメスケールの設定を調整することで、体感的な速度を向上させることが出来ます。

・ウィンドウアニメスケール…ウィンドウのアニメーション速度の調整
・トランジションアニメスケール…コンポーネント切替時のアニメーション速度の調整
・Animator再生時間スケール…上記以外のアニメーション速度の調整

各項目共、デフォルトは「1倍」設定。
OFFにするとウィンドウオープン時のアニメーション自体がなくなるので、自分は半分の0.5倍設定にしていますが、アニメーション不要で軽さのみを追求したい場合はOFF設定もありかと。

体感的なものなので、設定してみて、違和感があったら元に戻せばいいとも思います。

以上!