編集
チャレンジタッチ(40S404-01)で、少しでも「LINE:ディズニー ツムツム」プレイ時のパフォーマンスが上がるように、駄目元で「build.prop」ファイル(=Windowsのレジストリにあたるファイル)を書き換えてみました。
結果、横画面でプレイ時、体感レベルで「ツムツム」の動作が快適になりました。(自分の気のせいでなければ…)
ちなみに、書き換え後、「ツムツム」で遊ぶ前のメモリ使用量は、
約320MBという状態でした。
以下、「build.prop」ファイルに追加した項目や書き換え方法の覚え書き。
※ 編集作業をミスるとチャレンジタッチ自体が起動しなくなったりもしますので、もし試される方がいましたら自己責任でお願いします。
※ root権限必須です。書き換え後にroot化を解除しても問題はありません。自分も解除しています。
■ 追加した項目
# Faster Boot & Reboot
ro.config.hw_quickpoweron=true
persist.sys.purgeable_assets=1
# UI used GPU
debug.sf.hw=1
# Hardware Acceleration
debug.performance.tuning=1
video.accelerate.hw=1
# Media Performance
media.stagefright.enable-player=true
media.stagefright.enable-meta=true
media.stagefright.enable-scan=true
media.stagefright.enable-http=true
# Power Saver
pm.sleep_mode=1
ro.ril.disable.power.collapse=1
# WiFi Check Interval
wifi.supplicant_scan_interval=180
# Net Speed Tweak
net.tcp.buffersize.wifi=4096,87380,256960,4096, 16384,256960
# Disable Sending Usage Data
ro.config.nocheckin=1
※ 下記項目についてはコメントアウト中。(7/6現在)
# No Boot Animation
# debug.sf.nobootanimation=1
# Media Quality
# ro.media.enc.jpeg.quality=100
# ro.media.dec.jpeg.memcap=8000000
# ro.media.enc.hprof.vid.bps=8000000
※ 各項目の説明
# Faster Boot & Reboot
起動及び再起動時の高速化オプション。
体感的にはよくわからないですが、一応。
# No Boot Animation
ブートアニメーションの回避用オプション。
ブートアニメーションを表示させないことで、誤差程度の起動速度アップ効果が…
ベネッセ画面→しばらくお待ち下さい画面→真っ黒な画面約25秒→ホーム画面という流れになり、約25秒間の起動しねぇ…という恐怖体験を得ることもできます…(ブートアニメーションが再生され続ける時間は端末次第、アプリのインストール数によっても変動?アプリをほとんど入れていない古い方のチャレンジタッチは起動がやたらと早い気がします…)
7/6現在、コメントアウト中。
# UI used GPU
ユーザーインターフェイスの描画をGPUで処理するためのオプション。
# Hardware Acceleration
ハードウェアアクセラレーションの有効化オプション。
# Media Performance
メディア関連のパフォーマンス向上用オプション。
# Media Quality
メディア関連のクオリティ向上用オプション。
品質を向上させるとどうしても処理が若干重くなるようなので、書き換え項目からは外しました。
7/6現在、コメントアウト中。
# Power Saver
スリープ時の省力化オプション。
画面OFFするとすぐにスリープ状態に入ることで省力化を実現しているようです。
数字を1→2にすると、ディープスリープ状態に。
# WiFi Check Interval
Wifi接続時に新規ネットワークを探す間隔の設定。
標準は15秒、バッテリー消費軽減目的のため、180秒設定にしています。
主に、自宅のみ(使うwifiが単一の場合)で使うような方には有用かと…
# Net Speed Tweak
通信関連のバッファサイズ。
チャレンジタッチの通信はWifiのみなので、Wifi用項目のみ追加しています。
# Disable Sending Usage Data
利用統計情報の送信オプション。
オフ設定を追加しています。
■ 書き換え手順
Windows10上に作業フォルダ(例:c:\ch)を作った後、コマンドプロンプトを起動。
cd c:\ch
※ 作業フォルダに移動。
adb pull /system/build.prop
※ build.propをPC上に転送し、編集作業を実施。
※ 他端末だけかもしれませんが、何故か上記mount後でないとエラーが出る場合がありますが、すでにこのファイルをお持ちの際はTOPのSSの流れで作業を行った方が手間がかからないです。
※ 編集作業は「Notepad++ 」で行いました。
adb push build.prop /mnt/extsd
※ SDカードにbuild.propを送信。(直接書き換えることができなかったので…)
adb shell
su
※ kingorootでroot権限を取った場合、初回接続時でも許可を求めるダイアログは出ないようです。
mount -o rw,remount /system
※ /system以下を書き込み可に変更。
※ /system部分でデバイスを指定していませんが通る模様。→参考
※ 正確に書くなら「mount -o rw,remount /dev/block/mmcblk0p5 /system」だと思われます。詳しくは文末の補足(デフォルトマウント情報)参照。
cp /mnt/extsd/build.prop /system/build.prop
※ SDカードから/systemに「build.prop」をコピー。
cd /system
chmod 644 build.prop
※ パーミッションの変更。
reboot
※ 再起動。(/systemはrw→roに戻るので、「mount -o ro,remount /system」はタイプしなくてもOK!)
※ 補足(デフォルトマウント情報)
c:\ch>adb shell
shell@android:/ $ mount
rootfs / rootfs ro,relatime 0 0
tmpfs /dev tmpfs rw,nosuid,relatime,mode=755 0 0
devpts /dev/pts devpts rw,relatime,mode=600 0 0
proc /proc proc rw,relatime 0 0
sysfs /sys sysfs rw,relatime 0 0
none /acct cgroup rw,relatime,cpuacct 0 0
tmpfs /mnt/secure tmpfs rw,relatime,mode=700 0 0
tmpfs /mnt/asec tmpfs rw,relatime,mode=755,gid=1000 0 0
tmpfs /mnt/obb tmpfs rw,relatime,mode=755,gid=1000 0 0
tmpfs /mnt/shm tmpfs rw,relatime,size=1024k,mode=775,uid=1000,gid=1003 0 0
none /dev/cpuctl cgroup rw,relatime,cpu 0 0
/dev/block/mmcblk0p5 /system ext4 ro,relatime,user_xattr,acl,barrier=1,data=ordered 0 0
/dev/block/mmcblk0p4 /data ext4 rw,nosuid,nodev,noatime,nodiratime,errors=panic,user_xattr,acl,barrier=1,journal_checksum,nomblk_io_submit,data=ordered,noauto_da_alloc,discard 0 0
/dev/block/mmcblk0p6 /cache ext4 rw,nosuid,nodev,relatime,user_xattr,acl,barrier=1,journal_checksum,nomblk_io_submit,data=ordered,discard 0 0
/dev/block/mmcblk0p7 /eMMCp7 ext4 rw,nosuid,nodev,noatime,nodiratime,errors=panic,user_xattr,acl,barrier=1,journal_checksum,nomblk_io_submit,data=ordered,noauto_da_alloc,discard 0 0
/dev/block/mmcblk0p8 /factory ext4 rw,nosuid,nodev,relatime,user_xattr,acl,barrier=1,journal_checksum,nomblk_io_submit,data=ordered,discard 0 0
none /sys/kernel/debug debugfs rw,relatime 0 0
/dev/fuse /mnt/shell/emulated fuse rw,nosuid,nodev,relatime,user_id=1023,group_id=1023,default_permissions,allow_other 0 0
/dev/block/vold/179:25 /mnt/extsd vfat rw,dirsync,nosuid,nodev,noexec,relatime,uid=1000,gid=1015,fmask=0002,dmask=0002,allow_utime=0020,codepage=cp437,iocharset=iso8859-1,shortname=mixed,utf8,errors=remount-ro 0 0
shell@android:/ $
以上、興味のある方はお試しあれ。
チャレンジタッチ(40S404-01)の「build.prop」書き換え
|2017/05/28チャレンジタッチ(40S404-01)で、少しでも「LINE:ディズニー ツムツム」プレイ時のパフォーマンスが上がるように、駄目元で「build.prop」ファイル(=Windowsのレジストリにあたるファイル)を書き換えてみました。
結果、横画面でプレイ時、体感レベルで「ツムツム」の動作が快適になりました。(自分の気のせいでなければ…)
ちなみに、書き換え後、「ツムツム」で遊ぶ前のメモリ使用量は、
約320MBという状態でした。
以下、「build.prop」ファイルに追加した項目や書き換え方法の覚え書き。
※ 編集作業をミスるとチャレンジタッチ自体が起動しなくなったりもしますので、もし試される方がいましたら自己責任でお願いします。
※ root権限必須です。書き換え後にroot化を解除しても問題はありません。自分も解除しています。
■ 追加した項目
# Faster Boot & Reboot
ro.config.hw_quickpoweron=true
persist.sys.purgeable_assets=1
# UI used GPU
debug.sf.hw=1
# Hardware Acceleration
debug.performance.tuning=1
video.accelerate.hw=1
# Media Performance
media.stagefright.enable-player=true
media.stagefright.enable-meta=true
media.stagefright.enable-scan=true
media.stagefright.enable-http=true
# Power Saver
pm.sleep_mode=1
ro.ril.disable.power.collapse=1
# WiFi Check Interval
wifi.supplicant_scan_interval=180
# Net Speed Tweak
net.tcp.buffersize.wifi=4096,87380,256960,4096, 16384,256960
# Disable Sending Usage Data
ro.config.nocheckin=1
※ 下記項目についてはコメントアウト中。(7/6現在)
# No Boot Animation
# debug.sf.nobootanimation=1
# Media Quality
# ro.media.enc.jpeg.quality=100
# ro.media.dec.jpeg.memcap=8000000
# ro.media.enc.hprof.vid.bps=8000000
※ 各項目の説明
# Faster Boot & Reboot
起動及び再起動時の高速化オプション。
体感的にはよくわからないですが、一応。
# No Boot Animation
ブートアニメーションの回避用オプション。
ブートアニメーションを表示させないことで、誤差程度の起動速度アップ効果が…
ベネッセ画面→しばらくお待ち下さい画面→真っ黒な画面約25秒→ホーム画面という流れになり、約25秒間の起動しねぇ…という恐怖体験を得ることもできます…(ブートアニメーションが再生され続ける時間は端末次第、アプリのインストール数によっても変動?アプリをほとんど入れていない古い方のチャレンジタッチは起動がやたらと早い気がします…)
7/6現在、コメントアウト中。
# UI used GPU
ユーザーインターフェイスの描画をGPUで処理するためのオプション。
# Hardware Acceleration
ハードウェアアクセラレーションの有効化オプション。
# Media Performance
メディア関連のパフォーマンス向上用オプション。
# Media Quality
メディア関連のクオリティ向上用オプション。
品質を向上させるとどうしても処理が若干重くなるようなので、書き換え項目からは外しました。
7/6現在、コメントアウト中。
# Power Saver
スリープ時の省力化オプション。
画面OFFするとすぐにスリープ状態に入ることで省力化を実現しているようです。
数字を1→2にすると、ディープスリープ状態に。
# WiFi Check Interval
Wifi接続時に新規ネットワークを探す間隔の設定。
標準は15秒、バッテリー消費軽減目的のため、180秒設定にしています。
主に、自宅のみ(使うwifiが単一の場合)で使うような方には有用かと…
# Net Speed Tweak
通信関連のバッファサイズ。
チャレンジタッチの通信はWifiのみなので、Wifi用項目のみ追加しています。
# Disable Sending Usage Data
利用統計情報の送信オプション。
オフ設定を追加しています。
■ 書き換え手順
Windows10上に作業フォルダ(例:c:\ch)を作った後、コマンドプロンプトを起動。
cd c:\ch
※ 作業フォルダに移動。
adb pull /system/build.prop
※ build.propをPC上に転送し、編集作業を実施。
※ 他端末だけかもしれませんが、何故か上記mount後でないとエラーが出る場合がありますが、すでにこのファイルをお持ちの際はTOPのSSの流れで作業を行った方が手間がかからないです。
※ 編集作業は「Notepad++ 」で行いました。
adb push build.prop /mnt/extsd
※ SDカードにbuild.propを送信。(直接書き換えることができなかったので…)
adb shell
su
※ kingorootでroot権限を取った場合、初回接続時でも許可を求めるダイアログは出ないようです。
mount -o rw,remount /system
※ /system以下を書き込み可に変更。
※ /system部分でデバイスを指定していませんが通る模様。→参考
※ 正確に書くなら「mount -o rw,remount /dev/block/mmcblk0p5 /system」だと思われます。詳しくは文末の補足(デフォルトマウント情報)参照。
cp /mnt/extsd/build.prop /system/build.prop
※ SDカードから/systemに「build.prop」をコピー。
cd /system
chmod 644 build.prop
※ パーミッションの変更。
reboot
※ 再起動。(/systemはrw→roに戻るので、「mount -o ro,remount /system」はタイプしなくてもOK!)
※ 補足(デフォルトマウント情報)
c:\ch>adb shell
shell@android:/ $ mount
rootfs / rootfs ro,relatime 0 0
tmpfs /dev tmpfs rw,nosuid,relatime,mode=755 0 0
devpts /dev/pts devpts rw,relatime,mode=600 0 0
proc /proc proc rw,relatime 0 0
sysfs /sys sysfs rw,relatime 0 0
none /acct cgroup rw,relatime,cpuacct 0 0
tmpfs /mnt/secure tmpfs rw,relatime,mode=700 0 0
tmpfs /mnt/asec tmpfs rw,relatime,mode=755,gid=1000 0 0
tmpfs /mnt/obb tmpfs rw,relatime,mode=755,gid=1000 0 0
tmpfs /mnt/shm tmpfs rw,relatime,size=1024k,mode=775,uid=1000,gid=1003 0 0
none /dev/cpuctl cgroup rw,relatime,cpu 0 0
/dev/block/mmcblk0p5 /system ext4 ro,relatime,user_xattr,acl,barrier=1,data=ordered 0 0
/dev/block/mmcblk0p4 /data ext4 rw,nosuid,nodev,noatime,nodiratime,errors=panic,user_xattr,acl,barrier=1,journal_checksum,nomblk_io_submit,data=ordered,noauto_da_alloc,discard 0 0
/dev/block/mmcblk0p6 /cache ext4 rw,nosuid,nodev,relatime,user_xattr,acl,barrier=1,journal_checksum,nomblk_io_submit,data=ordered,discard 0 0
/dev/block/mmcblk0p7 /eMMCp7 ext4 rw,nosuid,nodev,noatime,nodiratime,errors=panic,user_xattr,acl,barrier=1,journal_checksum,nomblk_io_submit,data=ordered,noauto_da_alloc,discard 0 0
/dev/block/mmcblk0p8 /factory ext4 rw,nosuid,nodev,relatime,user_xattr,acl,barrier=1,journal_checksum,nomblk_io_submit,data=ordered,discard 0 0
none /sys/kernel/debug debugfs rw,relatime 0 0
/dev/fuse /mnt/shell/emulated fuse rw,nosuid,nodev,relatime,user_id=1023,group_id=1023,default_permissions,allow_other 0 0
/dev/block/vold/179:25 /mnt/extsd vfat rw,dirsync,nosuid,nodev,noexec,relatime,uid=1000,gid=1015,fmask=0002,dmask=0002,allow_utime=0020,codepage=cp437,iocharset=iso8859-1,shortname=mixed,utf8,errors=remount-ro 0 0
shell@android:/ $
以上、興味のある方はお試しあれ。
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