一時期、世間を騒がせた「ベッキー&ゲス川谷不倫騒動」で話題に上がったLINEクローン(クローン携帯)。一応の対策が成された後も、LINEのクローン(複製)が作れなくなったというわけではなく、ぐぐれば、その手の情報が書かれたブログ記事をいくつか見つけることが出来ます。
現状、単純にLINEだけをバックアップしても復元することはできず、復元にはAndroid ID(端末固有番号)も必要とのことで、多くのブログでは有料版(約700円)の「Titanium Backup」を使う方法が紹介されていますが、ここでは無料でLINEクローンを作るための方法を覚え書きとして残しておこうと思います。
■ 作業環境(試した環境)
・PC(Windows10、要ADB接続環境)
・端末A(チャレンジタッチタブレット、Android4.2.2、ビルド番号02.02.000、root化済み)
・端末B(チャレンジタッチタブレット、Android4.2.2、ビルド番号02.01.000、root化済み)
■ Android端末側の使用アプリ
・LINE
LINEのクローンを作るにあたって、LINEアプリが入っていないと作りようがないので…
準備として、最低限、アカウント登録を済ませた状態にしておきましょう。
・Titanium Backup(無料版)
LINEのデータをバックアップするために必要。
■ Android ID(端末固有番号)の抽出と書き換え方法
・PCと端末AをUSBケーブルで接続。
・PC上でコマンドプロンプトを開き、下記コマンドを入力して、Enter。
adb shell settings get secure android_id
※ 表示された英数字がAndroid IDになります。
・端末Aを外し、今度はPCと端末Bを接続。
・PC上でコマンドプロンプトを開き、下記コマンドを入力して、Enter。
adb shell settings put secure android_id <new_android_id>
※ <new_android_id>部分を先程表示された英数字=Android IDに置き換えて下さい。
・作業終了後、下記コマンドでAndroid IDを表示し、書き換えができたかどうかを確認。
adb shell settings get secure android_id
※ 尚、Titanium Backupが有料版の場合は、Android IDのバックアップもできるため、PCを介さなくてもLINEのクローンを作ることが可能です。(Android6.0以降は無理らしいですが…)
■ LINEのバックアップと復元
・端末A上で「Titanium Backup」を起動し、「LINE」をバックアップ。
・LINEのバックアップ先が内臓ストレージの場合はPC経由等で端末Bにバックアップデータを移動、SDカードの場合は端末AからSDカードを外して端末Bに挿入。
・端末B上で「Titanium Backup」を起動し、「LINE」をデータ込みで復元。
・端末B上で「LINE」を起動し、端末Aと同じ状態であることを確認。
以上!
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