AuBee「elm.」+0SIM+050 Freeという月額無料IPフォン環境構築時の設定メモです。(TOPの写真はフリーのストックフォトサービス「ぱくたそ」様から拝借。)
050番号取得と専用アプリの導入に関してはこちらの記事参照。
この記事は、主に「 プッシュ通知が届かないこと 」に関しての対策として行ったことのメモですが、個人的環境による部分もあるので、他環境での動作保証はできません。
もしも困っている方がいましたら、ご参考までに。
■ 0SIMの初期設定
0SIM装着後の初期設定はelm.に最初からインストールされている専用アプリ「APN設定」から行うと楽です。
So-netモバイルLTEを選択して保存するだけで、Android上で行う設定は終了です。
あとはWEBに接続して、SIMカードの登録を行いましょう。
■ 0SIM無料運用時の乞食設定
0SIMでは、500MBまでのデータ使用量が月額無料なので、マージンも含め、450MBで制限。(制限値はお好みで。)
そして、この画面を下の方にスクロールすると、バックグラウンド時(スリープ中やロック画面含む)にデータを使うかどうかをアプリ毎に設定できる項目があるので、私的に不要なものは制限してしまうとデータ使用量を抑えることができます。
ただし、Googleサービスだけはこの制限を入れるとプッシュ通知を受け取れなくなるので、「 制限しないこと 」をオススメします。(制限してた人はこちら…)
Googleサービスフレームワークというプロセスが後述する「キープアライブパケット」の送信も行っているので…
■ 「Push Notifications Fixer」の導入
GCM(Google Cloud Messaging)に、設定時間毎に「キープアライブパケット」を送信する(送信させる?)アプリ。
個人的設定は↑SSの通り。
一応、3G側は1分のマージン(0SIMは5分程で切断らしい?不確定情報。)をとっての設定ですが、仕組み等、興味のある方はぐぐりましょう。
※ このアプリについては、0SIM利用者の間でも不要な人は不要らしいので、端末による部分があるのかもしれません。
■ ルーターの設定
自分の場合はリピーターになるのですが、中継している都合、下記のような設定をしました。
セキュリティ的にはあれですが、UPnPサービスを有効化。(こんなことを書きつつ、ルーター側は有効のままだったとこの時に気付いたり…まあ、気にしないでおこう。)
キープアライブ設定で、プロキシサーバーへの定期的接続確認を有効化。
プロキシサーバーのIPアドレスはGCMのものを設定。
端末側でも定期送信しているので、必要ない設定だと思うんだけど、何故か、こちらも設定していないとwifi運用時にプッシュ通知がうまく受け取れなかったり…個人的環境が悪いだけのような気がしないでもない。
接続確認の間隔は、とりあえずAndroidデフォルト設定で運用中。
ここまでの設定で、自分の場合は、3G接続時及びwifi接続時とも、端末ロック中でもプッシュ通知(=着信)をほぼリアルタイムで受け取れるようになりました。
※ ほぼリアルタイムと書いているのは、2コール目に着信が鳴ることが多かったので…試行回数はそんなに多くはありませんが。
尚、elm.独自の省エネ機能はONのままで動作していますが、「Push Notifications Fixer」での定期的送信が行われているため、消費電力は少し上がっていると思います。
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