サイバーマンデーセール中に購入した2台の「Fire 7(2019)」のうち、1台のロック画面を無効化し、機能制限をかけて、卓上カレンダー兼目覚まし時計化しました。
ロック画面の無効化に関しては、基本、タブクル様の情報を元に作業を行いましたので、詳しい解説はそちらを参照するということで、覚え書き程度の手順を、注意点を含めて書いておこうと思います。
■ ロック画面の無効化
・GP環境のインストール。
・Playストア経由、Termuxをインストール。(他端末からapkファイルを持ってきてインストールすると、起動失敗することあり。)
※ Termuxインストール後はGP環境をアンインストールしても問題なし。(自分はアンインストール後、下記作業を行いましたが、Playストアを常時使いたい方はアンインストールする必要性はないですよ!)
・「Fire 7」のブラウザ(SILK等)でXDAの該当スレより、mtk-suをダウンロード。(自分は12月14日時点最新版の mtk-su_r19.zip をダウンロードしました。)
・Termuxを起動し、下記の順にコマンド入力。
apt update
apt upgrade
termux-setup-storage
apt install sqlite
cp /storage/emulated/0/Download/mtk-su_r19.zip ./
unzip mtk-su_r19.zip
cd arm
chmod 700 mtk-su
./mtk-su
sqlite3 /data/system/locksettings.db "UPDATE locksettings SET value = ‘1’ WHERE name = ‘lockscreen.disabled’"
exit
apt upgrade
termux-setup-storage
apt install sqlite
cp /storage/emulated/0/Download/mtk-su_r19.zip ./
unzip mtk-su_r19.zip
cd arm
chmod 700 mtk-su
./mtk-su
sqlite3 /data/system/locksettings.db "UPDATE locksettings SET value = ‘1’ WHERE name = ‘lockscreen.disabled’"
exit
・「Fire 7」を再起動して、ロック画面が無効化されていることを確認する。
■ 機能制限とシステムアプリの無効化追加分
ロック画面を無効化した都合、自衛のため、ある程度の機能制限が必要になるかと思います。
最低限、「アイテム購入をパスワードで保護」だけでも必要かと。
そして、機能制限状態だと「Alexa」は利用できないので、関連するシステムアプリを無効化してしまってもいいかと思います。(当方、このまま卓上カレンダー利用のままとも思われないので未実施。)
adb shell
pm disable-user --user 0 amazon.alexa.tablet
pm disable-user --user 0 com.amazon.alexa.externalmediaplayer.fireos
pm disable-user --user 0 com.amazon.alexa.modeswitch
pm disable-user --user 0 com.amazon.alexa.youtube.app
pm disable-user --user 0 com.amazon.dee.app
pm disable-user --user 0 com.amazon.knight.blink
pm disable-user --user 0 com.amazon.knight.calendar
pm disable-user --user 0 com.amazon.knight.ecs
pm disable-user --user 0 com.amazon.knight.hds
pm disable-user --user 0 amazon.alexa.tablet
pm disable-user --user 0 com.amazon.alexa.externalmediaplayer.fireos
pm disable-user --user 0 com.amazon.alexa.modeswitch
pm disable-user --user 0 com.amazon.alexa.youtube.app
pm disable-user --user 0 com.amazon.dee.app
pm disable-user --user 0 com.amazon.knight.blink
pm disable-user --user 0 com.amazon.knight.calendar
pm disable-user --user 0 com.amazon.knight.ecs
pm disable-user --user 0 com.amazon.knight.hds
上記ADBコマンドはPC経由、一時root化せずに行う場合のものです。
■ 卓上カレンダー
GP環境なしでも、Googleカレンダーと同期できるカレンダーアプリとして、今回は「OneCalender」を使用しました。
このアプリ単体にはフルスクリーン(没入モード)になる機能はないので、「Immersive Settings」アプリを使って、「OneCalender」起動時のみ、没入モードになるよう設定しました。
作成予算は…タブレットスタンドがダイソー購入110円(税込)、フィルムは AliExpress 購入5枚で300円程度、端末代金が2280円なので、約2500円です。
なかなか高価?な卓上カレンダーですね!
■ 目覚まし時計
メインが卓上カレンダーの都合、通常、横画面状態なので、縦画面しかない「めざましマネージャー アスナ」は諦め、横画面もある「一択彼女 加藤恵」をごにょごにょしてインストールしてみました。
カレンダー状態からめざましマネージャーに切り替わった後、ホームボタンを押すと、ランチャー画面に戻ってしまう残念な仕様なのが困るところ。
なので、ウィジェットをホーム画面に貼り付けつつ、Nova Launcher の設定覚え書き。
没入モード状態の「OneCalender」アプリ起動時の様子。
おそらく、一番格好良いのは縦画面での配置…
ウィジェットは位置調整含めてのリサイズ処理後、縦画面だとパディング機能で余白分もほぼ無視できるようです。
時計ウィジェットを壁紙に合わせて配置する都合、Nova Launcher の設定は上記の通り。
横画面でウィジェットを貼った状態。
カレンダーのみなのもあれなので、アプリアイコンを右側に配置。
Nova Launcher 自体を没入モードにしてみたところ、ウィジェットのパディング機能を使っても隙間が目立つように…ホームボタン等を見えなくするにはこうするしかないんだけどなぁ…
ウィジェットの背景色を透過ではなく、白一色に変更し、見易さ重視にするとこんな感じに。
Nova Launcher の設定は上記の通り。
さてさて、どうしたものか…
以上!